長さ単位の一覧|mm・cm・m・inch・ftをまとめて解説

長さの単位には、mm、cm、m、inch、ftなどがあります。日本国内の図面や部品寸法ではmmやmがよく使われますが、海外図面、部品カタログ、設備仕様書、工具、配管、建築資料ではinchやftが出てくることがあります。

長さ単位は一見シンプルですが、単位を読み違えると寸法が大きくずれます。たとえば、1inchは25.4mm、1ftは304.8mmです。1inchを25mm、1ftを300mmとして概算することはありますが、図面・部品選定・加工・検査では正式な換算値で確認することが大切です。

結論:よく使う長さ単位の基本関係

1 cm = 10 mm
1 m = 100 cm = 1000 mm
1 inch = 25.4 mm = 2.54 cm
1 ft = 12 inch = 304.8 mm = 0.3048 m

国内の寸法確認ではmm・cm・mを使うことが多く、海外資料ではinch・ftが出ることがあります。まずは、どの単位で書かれているかを確認してから変換しましょう。

基本の変換式

cm = mm ÷ 10
mm = cm × 10

m = mm ÷ 1000
mm = m × 1000

mm = inch × 25.4
inch = mm ÷ 25.4

m = ft × 0.3048
ft = m ÷ 0.3048

まずは、mm・cm・m・inch・ftの関係を一覧で確認しておきましょう。単位ごとの意味と使われやすい場面を知っておくと、海外図面や部品カタログの確認が楽になります。

長さ単位の一覧

単位 読み方 基準となる関係 よく使う場面
mm ミリメートル 1 mm = 0.1 cm 図面寸法、部品寸法、加工、検査
cm センチメートル 1 cm = 10 mm 日常寸法、簡易説明、製品サイズ
m メートル 1 m = 1000 mm 設備寸法、建築、距離、レイアウト
inch インチ 1 inch = 25.4 mm 海外図面、部品カタログ、工具、配管
ft フィート 1 ft = 12 inch = 0.3048 m 海外設備、建築寸法、配管長、ケーブル長

mm・cm・m・inch・ftの早見表

よく使う値を、複数の長さ単位でまとめると次のようになります。海外部品カタログや設備仕様書を国内向けに確認するときの目安に使えます。

mm cm m inch ft
1 mm 0.1 cm 0.001 m 0.0394 inch 0.00328 ft
10 mm 1 cm 0.01 m 0.3937 inch 0.0328 ft
25.4 mm 2.54 cm 0.0254 m 1 inch 0.0833 ft
100 mm 10 cm 0.1 m 3.937 inch 0.328 ft
304.8 mm 30.48 cm 0.3048 m 12 inch 1 ft
1000 mm 100 cm 1 m 39.37 inch 3.2808 ft
3048 mm 304.8 cm 3.048 m 120 inch 10 ft

mmとは?図面・部品寸法でよく使う単位

mmはミリメートルを表す長さ単位です。日本国内の機械図面、部品寸法、加工、検査、設備設計では、mmが非常によく使われます。

国内図面では、寸法値に単位が書かれていなくても、特記がなければmmであることが多いです。ただし、海外図面や輸入部品のカタログではinch基準の場合があるため、必ず表題欄や単位注記を確認しましょう。

mmが使われやすい場面

  • 部品外形、穴径、ピッチ、板厚
  • 加工図面、組立図、検査図面
  • 設備寸法、装置寸法、治具寸法
  • 安全柵、フレーム、ブラケット、パネル寸法
  • 測定値、公差、検査成績書

cmとは?日常寸法で使いやすい単位

cmはセンチメートルを表す単位です。1cmは10mmです。日常的な製品サイズや簡易的な寸法説明では、cmが使われることがあります。

ただし、製造業や図面ではcmよりmmの方がよく使われます。たとえば、10cmと書くより100mmと書く方が、図面や加工寸法では扱いやすいことが多いです。

1 cm = 10 mm
10 cm = 100 mm
100 cm = 1 m

mとは?設備・建築・距離で使う単位

mはメートルを表す単位です。1mは100cm、1000mmです。設備寸法、建築、配管長、ケーブル長、レイアウト、搬入経路、設置スペースなど、大きな寸法ではmが使いやすくなります。

一方で、図面や加工ではmmに直して確認した方がわかりやすい場合があります。たとえば、1.2mは1200mmです。設備図面では、mとmmが混在していないか確認しましょう。

1 m = 100 cm = 1000 mm
1.2 m = 1200 mm
2.5 m = 2500 mm

inchとは?海外部品・工具・配管で出る単位

inchはインチと読みます。記号としては、inや”が使われることがあります。1inchは25.4mmです。

海外図面、米国系の部品カタログ、工具、配管、インチねじ、センサ資料、輸入装置のマニュアルでは、inch表記が出てくることがあります。日本国内の資料にまとめる場合は、mmへ変換すると確認しやすくなります。

inchからmmへの代表値

inch mm よくある用途
1/8 inch 3.175 mm 板厚、小物部品
1/4 inch 6.35 mm 工具、ねじ周辺、穴径
3/8 inch 9.525 mm シャフト径、部品寸法
1/2 inch 12.7 mm 配管、工具、部品外形
1 inch 25.4 mm 基本換算値

ftとは?海外寸法・建築・設備で使う単位

ftはフィートを表す単位です。単数ではfoot、複数ではfeetと表現されることがあります。記号としては、ftや’が使われます。

1ftは12inchで、メートルに直すと0.3048mです。mmでは304.8mmです。海外の設備仕様書、建築図面、配管長、ケーブル長、搬入寸法、設置スペースなどで使われることがあります。

1 ft = 12 inch
1 ft = 0.3048 m
1 ft = 304.8 mm

ftからmへの代表値

ft m mm 主なイメージ
1 ft 0.3048 m 304.8 mm 基本換算値
3 ft 0.9144 m 914.4 mm 約0.9m
5 ft 1.524 m 1524 mm 約1.5m
10 ft 3.048 m 3048 mm 約3m
20 ft 6.096 m 6096 mm コンテナ・設備寸法など

複数の単位をまとめて確認したい場合

mm・cm・m・inch・ftの単発換算であれば、この記事の式と早見表で十分です。ただ、実務では長さだけでなく、圧力、流量、温度、重量、面積、体積なども同じ資料に出てくることがあります。

海外部品カタログでは寸法がinch、圧力がpsi、流量がGPM、温度が°Fで書かれていることがあります。国内資料向けには、mm、kPa、L/min、℃にそろえると確認しやすくなります。

MyUnitアプリアイコン

単位換算・単位変換アプリ

長さ・圧力・流量・温度をまとめて確認するならMyUnit

mm、cm、m、inch、ftのような長さ単位だけでなく、圧力、流量、温度、重さなどをまとめて確認したい場合は、単位換算アプリ「MyUnit」も便利です。単発の換算ならこの記事で十分ですが、複数単位を日常的に扱う場合は、保存・整理・一括換算ができると確認作業が楽になります。

MyUnitのトップ画面 MyUnitのカスタム単位・複数ステップ計算画面 MyUnitの一括換算画面

mm・cm・mを変換する方法

mm・cm・mはメートル法の単位なので、10倍、100倍、1000倍の関係で変換できます。小数点の位置を動かすだけで変換できるため、比較的わかりやすい単位です。

mmからcmに変換

cm = mm ÷ 10

例:50mm ÷ 10 = 5cm
50 mm = 5 cm

cmからmmに変換

mm = cm × 10

例:12cm × 10 = 120mm
12 cm = 120 mm

mからmmに変換

mm = m × 1000

例:1.5m × 1000 = 1500mm
1.5 m = 1500 mm

inchをmmに変換する方法

inchからmmへ変換するには、inchの数値に25.4を掛けます。海外部品カタログや図面では、0.25inch、1/4inch、1/2inchのような表記がよく出てきます。

mm = inch × 25.4

例1:0.5inchをmmに変換

0.5inchをmmに変換します。

0.5 × 25.4 = 12.7

したがって、0.5 inch = 12.7 mmです。

例2:1/4inchをmmに変換

1/4inchは0.25inchです。

0.25 × 25.4 = 6.35

したがって、1/4 inch = 6.35 mmです。

ftをm・mmに変換する方法

ftからmへ変換するには、ftの数値に0.3048を掛けます。mmで確認したい場合は、ftの数値に304.8を掛けます。

m = ft × 0.3048
mm = ft × 304.8

例1:10ftをmに変換

10ftをmに変換します。

10 × 0.3048 = 3.048

したがって、10 ft = 3.048 mです。

例2:6ftをmmに変換

6ftをmmに変換します。

6 × 304.8 = 1828.8

したがって、6 ft = 1828.8 mmです。

ftとinchが混在する表記の読み方

海外の建築資料や設備寸法では、5′-6″のように、ftとinchが混在する表記が出ることがあります。この場合、5フィート6インチという意味です。

まずftをinchに直し、inchを合計してからmmに変換するとわかりやすいです。

5′-6″ = 5 ft 6 inch

5 ft = 5 × 12 = 60 inch
60 inch + 6 inch = 66 inch
66 × 25.4 = 1676.4 mm

5′-6″ = 1676.4 mm = 1.6764 m

フィートは「’」、インチは「”」で表されることがあります。6’と6″では長さが大きく違うため、記号を見間違えないようにしましょう。

実務での使い分け

長さ単位は、用途によって使いやすい単位が異なります。何でも同じ単位にすればよいわけではなく、資料の目的や読み手に合わせて単位を選ぶことが大切です。

用途 使いやすい単位 理由
部品図面・加工寸法 mm 国内製造・検査で扱いやすい
製品サイズの簡易説明 cm 一般ユーザーに伝わりやすい
設備寸法・搬入寸法 m、mm 全体寸法はm、詳細寸法はmmが便利
海外部品カタログ inch、mm 元値と変換後を併記すると照合しやすい
海外建築・設備資料 ft、m、mm ft表記をmやmmに直すと国内で確認しやすい

関連する長さ単位との違い

mm・cm・m・inch・ft以外にも、長さや厚みを表す単位はあります。海外資料や精密分野では、mil、μm、nm、yard、mileなどが出てくることもあります。

単位 読み方 関係 よく使う場面
μm マイクロメートル 1 μm = 0.001 mm 膜厚、公差、表面粗さ、精密検査
nm ナノメートル 1 nm = 0.001 μm 半導体、光学薄膜、波長
mil ミル 1 mil = 0.001 inch = 0.0254 mm フィルム厚、塗装厚、海外シート厚
yd ヤード 1 yd = 3 ft = 0.9144 m スポーツ、布地、海外距離表記
mile マイル 1 mile = 1609.344 m 道路距離、海外の移動距離

カスタム単位や複数ステップ計算が必要な場合

mm・cm・m・inch・ftの基本換算だけなら、この記事の式と表で対応できます。ただし、実務では長さ単位を単独で確認するだけでなく、複数の単位をまとめて整理する場面があります。

たとえば、海外設備の仕様書では、外形寸法がinch、設置スペースがft、圧力がpsi、流量がGPM、温度が°Fで書かれていることがあります。国内資料向けには、mm、m、kPa、L/min、℃にそろえると比較しやすくなります。

MyUnitが便利な場面

単位換算アプリ「MyUnit」は、既存単位の換算だけでなく、カスタム単位の追加や複数ステップ計算にも対応しています。長さ、圧力、流量、温度など、工学系の単位を日常的に扱う方に向いています。

  • mm、cm、m、inch、ftをまとめて確認したい
  • 海外図面や部品カタログの寸法を国内向けに変換したい
  • ft・inch混在表記を整理したい
  • mil、μm、nmなどの厚み・微小寸法も確認したい
  • 圧力、流量、温度など周辺単位も一緒に確認したい
  • よく使う換算を保存・整理したい
  • CSVで換算結果を共有したい

単発の換算なら記事内の式で十分ですが、複数の単位を何度も確認する場合は、アプリにまとめておくと作業時間を短縮しやすくなります。

長さ単位の変換でよくある間違い

間違い1:1inchを25mmとして正式値にする

1inchは25mmではなく25.4mmです。概算では25mmに近いですが、図面寸法や部品選定では25.4mmで計算します。

誤:1 inch = 25 mm
正:1 inch = 25.4 mm

間違い2:1ftを30cmとして正式値にする

1ftは30cmではなく30.48cmです。概算では30cmに近いですが、設備寸法やレイアウト確認では正式値を使いましょう。

間違い3:inch記号とft記号を間違える

inchは「”」、ftは「’」で表されることがあります。6″は6インチで152.4mm、6’は6フィートで1828.8mmです。記号を見間違えると大きくずれます。

間違い4:cmとmmを混同する

1cmは10mmです。10cmは100mmです。cmとmmを取り違えると10倍の差になるため、図面や部品寸法では注意が必要です。

間違い5:呼び寸法を実寸として読む

配管やねじでは、inch表記が呼び寸法を表している場合があります。1/2inchと書かれていても、実際の外径が12.7mmとは限りません。規格表やメーカー資料を確認しましょう。

実務でのチェックリスト

長さ単位を実務で扱うときは、次の点を確認するとミスを減らせます。

  • 単位がmm、cm、m、inch、ftのどれか確認する
  • 国内図面でも単位注記を確認する
  • 海外図面ではinch・ft表記に注意する
  • inchからmmへは25.4を掛ける
  • ftからmへは0.3048を掛ける
  • cmとmmを混同しない
  • inch記号「”」とft記号「’」を混同しない
  • 概算値と正式値を分けて使う
  • ねじ・配管・規格品は呼び寸法と実寸を区別する
  • 元の単位と変換後の値を併記する

まとめ

長さ単位には、mm、cm、m、inch、ftなどがあります。mm・cm・mはメートル法の単位で、10倍・100倍・1000倍の関係で変換できます。一方、inchとftはインチ系の単位で、1inchは25.4mm、1ftは12inch、つまり0.3048mです。

この記事のまとめ

  • 1 cm = 10 mm
  • 1 m = 100 cm = 1000 mm
  • 1 inch = 25.4 mm
  • 1 ft = 12 inch = 0.3048 m
  • 1 ft = 304.8 mm
  • mm = inch × 25.4
  • m = ft × 0.3048
  • 海外図面ではinch・ft表記に注意する
  • 6″と6’はまったく違う長さ
  • ねじ・配管では呼び寸法と実寸を混同しない

単発の確認であれば、この記事内の式と早見表で対応できます。ただ、海外図面や部品カタログではmm、inch、ft、mil、圧力、流量、温度など複数の単位が混在しやすいため、換算結果を保存したり、よく使う単位を整理したりできるツールを使うと、確認作業のミス防止と時短につながります。

MyUnitアプリアイコン

長さ・圧力・流量・温度などをまとめて確認したい方へ

この記事のmm・cm・m・inch・ftの変換だけでなく、長さ、圧力、流量、温度、重さなどの単位をまとめて確認したい場合は、単位換算アプリ「MyUnit」も使えます。カスタム単位、複数ステップ計算、CSV共有にも対応しているため、海外図面、部品カタログ、設備仕様書、センサ資料の単位確認にも便利です。

FAQ

Q1. 長さ単位にはどんな種類がありますか?

よく使う長さ単位には、mm、cm、m、inch、ftがあります。精密分野ではμmやnm、海外の厚み表記ではmil、距離ではyardやmileも使われます。

Q2. 1cmは何mmですか?

1cmは10mmです。

Q3. 1mは何mmですか?

1mは1000mmです。

Q4. 1inchは何mmですか?

1inchは25.4mmです。

Q5. 1ftは何mですか?

1ftは0.3048mです。mmでは304.8mmです。

Q6. inchをmmに変換する式は?

mm = inch × 25.4です。たとえば0.5inchは12.7mmです。

Q7. ftをmに変換する式は?

m = ft × 0.3048です。たとえば10ftは3.048mです。

Q8. 6″と6’は同じですか?

同じではありません。6″は6インチで152.4mm、6’は6フィートで1828.8mmです。

Q9. 1/4inchは何mmですか?

1/4inchは6.35mmです。

Q10. 10ftは何mですか?

10ftは3.048mです。概算では約3mとして見ることもあります。

Q11. 図面ではcmとmmのどちらを使うことが多いですか?

製造業や機械図面では、cmよりmmがよく使われます。製品サイズの簡易説明ではcmが使われることもあります。

Q12. 長さ単位の変換を毎回手計算するのが面倒です

単発の確認ならこの記事の式や早見表で対応できます。mm、cm、m、inch、ftに加えて、圧力、流量、温度など複数の単位を日常的に扱う場合は、単位換算アプリを使うと便利です。MyUnitでは、既存単位の換算、カスタム単位、複数ステップ計算、CSV共有などに対応しています。

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