圧力単位を扱っていると、古い設備図面や圧力計、油圧機器、空圧機器、圧力センサの仕様書などで 「kgf/cm²」と「MPa」が出てくることがあります。
現在の工業資料ではMPaがよく使われますが、昔の図面や既存設備ではkgf/cm²表記が残っていることも多いです。 そのため、kgf/cm²とMPaの変換方法を知っておくと、設備確認や部品選定、圧力センサのレンジ確認で役立ちます。
結論から言うと、kgf/cm²とMPaの変換は次のようになります。
1 kgf/cm² = 約0.0980665 MPa
1 MPa = 約10.1972 kgf/cm²
実務では、ざっくり計算する場合に 1kgf/cm² ≒ 0.1MPa、 1MPa ≒ 10kgf/cm² と見ることもあります。
ただし、これはあくまで概算です。 正確には1kgf/cm²は0.1MPaではなく、約0.098MPaです。 部品選定、耐圧確認、検査基準、顧客提出資料などでは、正確な換算値を確認するようにしましょう。
まず結論:kgf/cm²とMPaの変換式
kgf/cm²とMPaを変換するときは、次の式を使います。
kgf/cm²からMPaに変換する式
MPa = kgf/cm² × 0.0980665
たとえば、10kgf/cm²をMPaに変換する場合は、
10 × 0.0980665 = 0.980665MPa
つまり、10kgf/cm² = 約0.981MPaです。
MPaからkgf/cm²に変換する式
kgf/cm² = MPa × 10.1972
たとえば、1MPaをkgf/cm²に変換する場合は、
1 × 10.1972 = 10.1972kgf/cm²
つまり、1MPa = 約10.2kgf/cm²です。
実務での覚え方
- kgf/cm² → MPa:0.0980665を掛ける
- MPa → kgf/cm²:10.1972を掛ける
- 概算では 1kgf/cm² ≒ 0.1MPa
- 概算では 1MPa ≒ 10kgf/cm²
現場でざっくり確認するだけなら「約10倍・約10分の1」の感覚で十分なこともあります。 ただし、正確な圧力条件を確認する場合は、必ず正確な換算式を使いましょう。
kgf/cm²とは何か
kgf/cm²は、「キログラム重毎平方センチメートル」と読む圧力単位です。 1平方センチメートルあたりに何kgfの力がかかっているかを表します。
kgfは「kilogram-force」の略で、日本語では「キログラム重」と呼ばれます。 質量のkgとは厳密には違い、重力による力を表す単位です。
kgf/cm² = 1cm²あたりにかかるkgfの力
kgf/cm²は、現在のSI単位系では主流ではありません。 しかし、古い設備、古い圧力計、既存図面、油圧・空圧機器の過去資料などでは今でも見かけることがあります。
kgf/cm²がよく出てくる場面
| 使用場面 | 例 |
|---|---|
| 古い圧力計 | 0〜10kgf/cm²、0〜25kgf/cm² |
| 既存設備の図面 | 使用圧力 5kgf/cm² |
| 油圧・空圧資料 | 設定圧 7kgf/cm² |
| ポンプ・バルブ | 最高使用圧力 10kgf/cm² |
| 古い仕様書 | 耐圧 15kgf/cm² |
特に古い設備の更新や、既存装置の置き換えでは、kgf/cm²表記をMPaに変換して確認する機会があります。
MPaとは何か
MPaは「メガパスカル」と読みます。 Pa、つまりパスカルの100万倍を表す圧力単位です。
1 MPa = 1,000,000 Pa
現在の製造業、設備、圧力センサ、配管部品、油圧・空圧機器などでは、MPa表記がよく使われます。 Paのままだと数字が大きくなりすぎるため、工業用途ではMPaが扱いやすい単位になります。
MPaがよく使われる場面
| 使用場面 | 例 |
|---|---|
| 空圧設備 | 0.5MPa、0.7MPa |
| 油圧設備 | 14MPa、21MPa、35MPa |
| 圧力センサ | 0〜1MPa、0〜10MPa |
| 配管・継手 | 最高使用圧力 1.0MPa |
| ポンプ・バルブ | 耐圧 2MPa、5MPa |
日本国内の新しい資料ではMPaが使われることが多いため、 kgf/cm²で書かれた古い資料を読むときは、MPaへ換算しておくと確認しやすくなります。
なぜ1kgf/cm²は約0.098MPaなのか
kgf/cm²とMPaの関係を理解するには、Paを基準に考えるとわかりやすいです。
1kgfは、標準重力加速度をもとにすると約9.80665Nです。
また、1cm²は0.0001m²です。
圧力は「力 ÷ 面積」なので、
1kgf/cm² = 9.80665N ÷ 0.0001m²
= 98,066.5Pa
= 98.0665kPa
= 0.0980665MPa
そのため、1kgf/cm² = 約0.0980665MPaとなります。
0.1MPaに非常に近い値なので、現場では概算として1kgf/cm²≒0.1MPaと扱われることがあります。 ただし、正確には約2%の差があります。
kgf/cm²からMPaへの換算早見表
よく使うkgf/cm²の値をMPaに変換すると、次のようになります。
| kgf/cm² | MPa |
|---|---|
| 1kgf/cm² | 0.098MPa |
| 2kgf/cm² | 0.196MPa |
| 3kgf/cm² | 0.294MPa |
| 5kgf/cm² | 0.490MPa |
| 7kgf/cm² | 0.686MPa |
| 10kgf/cm² | 0.981MPa |
| 15kgf/cm² | 1.471MPa |
| 20kgf/cm² | 1.961MPa |
| 25kgf/cm² | 2.452MPa |
| 50kgf/cm² | 4.903MPa |
| 100kgf/cm² | 9.807MPa |
| 200kgf/cm² | 19.613MPa |
| 350kgf/cm² | 34.323MPa |
たとえば、10kgf/cm²は約0.981MPaです。 概算では1MPaに近いですが、厳密には1MPaより少し小さい値になります。
MPaからkgf/cm²への換算早見表
次に、MPaをkgf/cm²に変換した早見表です。
| MPa | kgf/cm² |
|---|---|
| 0.1MPa | 1.020kgf/cm² |
| 0.2MPa | 2.039kgf/cm² |
| 0.5MPa | 5.099kgf/cm² |
| 0.7MPa | 7.138kgf/cm² |
| 1MPa | 10.197kgf/cm² |
| 1.5MPa | 15.296kgf/cm² |
| 2MPa | 20.394kgf/cm² |
| 5MPa | 50.986kgf/cm² |
| 10MPa | 101.972kgf/cm² |
| 14MPa | 142.761kgf/cm² |
| 21MPa | 214.141kgf/cm² |
| 35MPa | 356.902kgf/cm² |
1MPaは約10.197kgf/cm²です。 つまり、1MPaをちょうど10kgf/cm²として扱うと、少し誤差が出ます。
具体的な計算例
例1:1kgf/cm²をMPaに変換する
1kgf/cm²をMPaに変換する場合は、次のように計算します。
1 × 0.0980665 = 0.0980665MPa
したがって、1kgf/cm² = 約0.098MPaです。
例2:5kgf/cm²をMPaに変換する
5kgf/cm²をMPaに変換します。
5 × 0.0980665 = 0.4903325MPa
したがって、5kgf/cm² = 約0.490MPaです。
空圧設備で5kgf/cm²と書かれている場合、MPaでは約0.49MPaです。 概算では0.5MPaと考えることもできます。
例3:7kgf/cm²をMPaに変換する
7kgf/cm²をMPaに変換します。
7 × 0.0980665 = 0.6864655MPa
したがって、7kgf/cm² = 約0.686MPaです。
これは空圧設備でよく見る0.7MPaに近い値です。 ただし、厳密には0.7MPaより少し低い圧力です。
例4:10kgf/cm²をMPaに変換する
10kgf/cm²をMPaに変換します。
10 × 0.0980665 = 0.980665MPa
したがって、10kgf/cm² = 約0.981MPaです。
概算では1MPaに近いですが、正確には1MPaより少し小さい値です。
例5:1MPaをkgf/cm²に変換する
1MPaをkgf/cm²に変換します。
1 × 10.1972 = 10.1972kgf/cm²
したがって、1MPa = 約10.2kgf/cm²です。
例6:0.7MPaをkgf/cm²に変換する
0.7MPaをkgf/cm²に変換します。
0.7 × 10.1972 = 7.13804kgf/cm²
したがって、0.7MPa = 約7.14kgf/cm²です。
例7:21MPaをkgf/cm²に変換する
油圧機器でよく出てくる21MPaをkgf/cm²に変換します。
21 × 10.1972 = 214.1412kgf/cm²
したがって、21MPa = 約214.1kgf/cm²です。
実務でkgf/cm²とMPaを使う場面
kgf/cm²とMPaの変換は、古い資料を読むときだけでなく、既存設備の更新や部品選定でも重要です。
空圧でのkgf/cm²とMPa
空圧設備では、0.5〜0.7MPa程度の圧力がよく使われます。 古い資料では、これが5〜7kgf/cm²付近で書かれていることがあります。
| kgf/cm² | MPa |
|---|---|
| 5kgf/cm² | 約0.490MPa |
| 6kgf/cm² | 約0.588MPa |
| 7kgf/cm² | 約0.686MPa |
| 8kgf/cm² | 約0.785MPa |
| 10kgf/cm² | 約0.981MPa |
たとえば、古い図面に「供給圧力 7kgf/cm²」と書かれている場合、現在の表記では約0.686MPaです。 ざっくり0.7MPa程度と考えることができます。
油圧でのkgf/cm²とMPa
油圧では、空圧よりもはるかに高い圧力を扱います。 古い油圧資料では、MPaではなくkgf/cm²で書かれていることがあります。
| MPa | kgf/cm² |
|---|---|
| 7MPa | 約71.4kgf/cm² |
| 14MPa | 約142.8kgf/cm² |
| 21MPa | 約214.1kgf/cm² |
| 25MPa | 約254.9kgf/cm² |
| 35MPa | 約356.9kgf/cm² |
油圧機器では圧力が高く、安全性に関わります。 kgf/cm²とMPaを概算だけで扱うと、部品選定や耐圧確認で誤差が問題になることがあります。
圧力センサでのkgf/cm²とMPa
圧力センサのレンジ確認でも、kgf/cm²とMPaの変換は役立ちます。
| センサ表記 | 換算後 |
|---|---|
| 0〜10kgf/cm² | 0〜約0.981MPa |
| 0〜20kgf/cm² | 0〜約1.961MPa |
| 0〜1MPa | 0〜約10.197kgf/cm² |
| 0〜10MPa | 0〜約101.972kgf/cm² |
0〜10kgf/cm²のセンサは、0〜1MPaに近いですが、完全に同じではありません。 置き換えや互換検討では、レンジだけでなく精度、出力、耐圧、接続形状も確認しましょう。
複数の単位をまとめて確認したい場合
kgf/cm²とMPaだけなら、この記事の式で計算できます。 ただし実務では、kgf/cm²、MPa、kPa、Pa、bar、psiなど、複数の圧力単位が同時に出てくることがあります。
244divで紹介している単位換算アプリ「MyUnit」は、圧力、流量、温度、長さなどの工学系単位の換算に使えるアプリです。 既存単位の換算だけでなく、カスタム単位の追加や複数ステップ計算にも対応しているため、 よく使う換算を自分の用途に合わせて整理したい場合に便利です。
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圧力、流量、温度、長さなど、工学系の単位換算をまとめて確認できます。 kgf/cm²、MPa、kPa、bar、psiのように複数単位を比較したい場面でも使いやすいアプリです。
たとえば、次のような場面で使いやすいです。
- kgf/cm²、MPa、kPa、bar、psiをまとめて確認したい
- 古い図面の圧力単位を現在の単位に置き換えたい
- よく使う圧力換算を保存しておきたい
- 社内独自の係数やカスタム単位を使いたい
- 圧力だけでなく、流量や温度の単位も一緒に確認したい
- 複数ステップの計算を毎回手入力せずに使いたい
- 換算結果をCSVで共有したい
kgf/cm²とMPaを変換するときの注意点
注意点1:1kgf/cm²を0.1MPaと完全に同じと思わない
kgf/cm²とMPaの変換でよくあるのが、1kgf/cm²を完全に0.1MPaとして扱ってしまうことです。
実際には、次の関係です。
1kgf/cm² = 0.0980665MPa
0.1MPaに近いですが、完全には一致しません。 概算では便利ですが、正確な判定や資料作成では注意しましょう。
注意点2:圧力計の単位表記を必ず確認する
古い圧力計では、kgf/cm²、MPa、barなどが混在していることがあります。 見た目の数字だけで判断すると、圧力を誤認する可能性があります。
たとえば、圧力計の「10」という表示でも、10kgf/cm²なのか、10MPaなのかで圧力の大きさは大きく変わります。 必ず単位まで確認しましょう。
注意点3:ゲージ圧と絶対圧を混同しない
圧力には、大気圧を基準にしたゲージ圧と、真空を基準にした絶対圧があります。 一般的な油圧・空圧の圧力計はゲージ圧であることが多いです。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| MPaG | ゲージ圧 |
| MPaA | 絶対圧 |
| kgf/cm²G | ゲージ圧 |
| kgf/cm²A | 絶対圧 |
真空、気体計算、流量補正、圧力センサの仕様では、絶対圧が必要になることがあります。 単位換算だけでなく、圧力の基準も確認しましょう。
注意点4:古い単位だからといって無視しない
kgf/cm²は現在の新しい資料ではあまり使われないこともあります。 しかし、既存設備、古い図面、過去の仕様書では今でも出てきます。
古い単位だからといって無視せず、現在使っているMPaやkPaに変換して、意味を正しく確認することが重要です。
よくある間違い
間違い1:10kgf/cm²を1MPaと完全に同じと考える
10kgf/cm²は約0.981MPaです。 1MPaにかなり近いですが、完全には同じではありません。
概算では「10kgf/cm² ≒ 1MPa」と考えてもよい場面がありますが、 正確な資料では0.981MPaとして扱いましょう。
間違い2:MPaからkgf/cm²に変換するときに10で割る
MPaからkgf/cm²に変換するときは、約10.1972を掛けます。
kgf/cm² = MPa × 10.1972
たとえば、0.7MPaは約7.14kgf/cm²です。 0.07kgf/cm²ではありません。
間違い3:kgf/cm²からMPaに変換するときに10倍する
kgf/cm²からMPaに変換するときは、0.0980665を掛けます。
MPa = kgf/cm² × 0.0980665
たとえば、7kgf/cm²は約0.686MPaです。 70MPaではありません。
間違い4:kgf/cm²とbarを完全に同じ単位として扱う
kgf/cm²とbarは近い値ですが、完全には同じではありません。
| 単位 | MPa換算 |
|---|---|
| 1kgf/cm² | 約0.0980665MPa |
| 1bar | 0.1MPa |
1kgf/cm²は約0.980665barです。 かなり近いですが、正確な計算が必要な場合は同じものとして扱わないようにしましょう。
間違い5:圧力レンジと耐圧を混同する
圧力センサや機器の仕様には、測定レンジ、使用圧力、最高使用圧力、耐圧、破壊圧などが出てきます。
- 測定レンジ:正しく測定できる範囲
- 最高使用圧力:通常使用できる上限
- 耐圧:壊れずに耐えられる圧力の目安
- 破壊圧:破損の危険がある圧力
耐圧が高いからといって、その範囲まで正確に測定できるわけではありません。 単位換算だけでなく、仕様項目の意味も確認しましょう。
kgf/cm²、MPa、kPa、bar、psiの違い
圧力単位は複数あります。 kgf/cm²とMPaだけでなく、kPa、bar、psiなどもよく出てきます。
| 単位 | MPa換算 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 1kgf/cm² | 約0.0980665MPa | 古い図面、圧力計、既存設備 |
| 1bar | 0.1MPa | 空圧、海外機器、配管 |
| 1kPa | 0.001MPa | 低圧、空調、差圧 |
| 1psi | 約0.006895MPa | 米国系仕様、海外製品 |
| 1MPa | 1MPa | 油圧、空圧、設備、センサ |
ざっくり見ると、kgf/cm²とbarは近い値です。 ただし、正確にはkgf/cm²の方が少し小さく、barの方が少し大きい単位です。
kgf/cm²とMPaはどちらを使えばいいのか
新しく資料を作る場合や、国内メーカーの新しい仕様書では、MPaを使うのが一般的です。 圧力センサ、空圧機器、油圧機器、配管部品などでも、MPa表記が多く使われます。
一方で、古い設備や過去の図面ではkgf/cm²が残っていることがあります。 この場合は、元の表記を確認しながら、必要に応じてMPaに換算して管理するとわかりやすくなります。
新しい資料ではMPaが見やすい
- 供給エア圧:0.6MPa
- 最高使用圧力:1.0MPa
- 油圧設定圧:21MPa
古い資料ではkgf/cm²が出てくる
- 供給圧力:6kgf/cm²
- 耐圧:10kgf/cm²
- 設定圧:100kgf/cm²
古い資料を現在の設備仕様に合わせる場合は、MPaに変換しておくと確認しやすくなります。
実務での換算チェック例
ケース1:古い圧力計の置き換え
古い圧力計に「0〜10kgf/cm²」と書かれていたとします。
MPaに変換すると、
10 × 0.0980665 = 0.980665MPa
つまり、0〜10kgf/cm²の圧力計は、0〜約0.981MPaの範囲を示します。 置き換え品としては、0〜1MPaの圧力計が候補になることが多いです。
ケース2:古い図面の空圧条件確認
古い図面に「使用圧力 7kgf/cm²」と書かれていた場合、MPaに変換すると、
7 × 0.0980665 = 0.6864655MPa
つまり、約0.686MPaです。 現在の表記では、0.7MPa付近の空圧条件と考えることができます。
ケース3:油圧機器の圧力確認
油圧機器の設定圧が「210kgf/cm²」と書かれていた場合、MPaに変換すると、
210 × 0.0980665 = 20.593965MPa
つまり、約20.6MPaです。 一般的な21MPa級の油圧条件に近い値として確認できます。
ケース4:圧力センサの互換確認
既存センサのレンジが0〜10kgf/cm²だった場合、MPaでは0〜約0.981MPaです。 新しいセンサで0〜1MPa品を検討する場合、レンジとしては近いですが完全一致ではありません。
実際には、精度、出力形式、過負荷耐性、接続ねじ、温度範囲なども合わせて確認しましょう。
kgf/cm²とMPaの変換を暗算するコツ
kgf/cm²とMPaは、厳密にはきれいな10倍関係ではありません。 ただし、概算では次のように覚えると便利です。
1kgf/cm² ≒ 0.1MPa
10kgf/cm² ≒ 1MPa
1MPa ≒ 10kgf/cm²
ただし、正確には1MPaは約10.197kgf/cm²です。 概算と正確な値を使い分けることが大切です。
概算でよい場合と正確な変換が必要な場合
概算でよいケース
- 古い図面をざっくり読むとき
- 打ち合わせ中に圧力感覚をつかむとき
- 10kgf/cm²がだいたい1MPa程度か確認するとき
- 既存設備の圧力レンジを大まかに把握するとき
正確な変換が必要なケース
- 部品選定
- 圧力センサのレンジ確認
- 耐圧確認
- 検査基準
- 顧客提出資料
- 設計計算書
- 校正・検査成績書
- 安全率の計算
圧力は安全性に関わることが多い単位です。 概算で把握した後、最終的な判断では正確な値を確認しましょう。
kgf/cm²とMPaの変換まとめ
kgf/cm²とMPaの変換で重要なのは、次の2つです。
1 kgf/cm² = 約0.0980665 MPa
1 MPa = 約10.1972 kgf/cm²
実務では、ざっくり 1kgf/cm² ≒ 0.1MPa、 1MPa ≒ 10kgf/cm² と覚えると便利です。
ただし、正確には完全な10倍関係ではありません。 10kgf/cm²は約0.981MPa、1MPaは約10.197kgf/cm²です。 部品選定、耐圧確認、圧力センサのレンジ確認などでは、正確な換算値を使いましょう。
| よく使う値 | 換算後 |
|---|---|
| 1kgf/cm² | 約0.098MPa |
| 5kgf/cm² | 約0.490MPa |
| 7kgf/cm² | 約0.686MPa |
| 10kgf/cm² | 約0.981MPa |
| 0.7MPa | 約7.14kgf/cm² |
| 1MPa | 約10.20kgf/cm² |
| 21MPa | 約214.1kgf/cm² |
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kgf/cm²とMPaだけでなく、kPa、Pa、bar、psiなどをまとめて確認したい場合にも便利です。 よく使う換算を保存したい場合や、自分の業務に合わせた単位換算を作りたい場合に使いやすいです。
FAQ
Q1. 1kgf/cm²は何MPaですか?
1kgf/cm²は約0.0980665MPaです。 概算では約0.1MPaとして扱うこともあります。
Q2. 1MPaは何kgf/cm²ですか?
1MPaは約10.1972kgf/cm²です。 概算では約10kgf/cm²として考えることもできます。
Q3. 10kgf/cm²は何MPaですか?
10kgf/cm²は約0.980665MPaです。 概算では約1MPaに近い値です。
Q4. 0.7MPaは何kgf/cm²ですか?
0.7MPaは約7.14kgf/cm²です。 空圧設備でよく見かける圧力範囲です。
Q5. kgf/cm²とMPaは10倍関係ですか?
完全な10倍関係ではありません。 1kgf/cm²は約0.098MPa、1MPaは約10.197kgf/cm²です。 ただし、概算では1kgf/cm²≒0.1MPa、1MPa≒10kgf/cm²として扱うことがあります。
Q6. kgf/cm²とbarは同じですか?
完全には同じではありません。 1kgf/cm²は約0.980665barです。 かなり近い値ですが、正確な計算が必要な場合は同じ単位として扱わないようにしましょう。
Q7. 古い圧力計のkgf/cm²表記はMPaに変換できますか?
できます。 kgf/cm²の値に0.0980665を掛けるとMPaに変換できます。 たとえば、10kgf/cm²は約0.981MPaです。
Q8. 5kgf/cm²は何MPaですか?
5kgf/cm²は約0.490MPaです。 概算では約0.5MPaとして考えることができます。
Q9. 7kgf/cm²は何MPaですか?
7kgf/cm²は約0.686MPaです。 空圧の0.7MPaに近い値です。
Q10. 21MPaは何kgf/cm²ですか?
21MPaは約214.1kgf/cm²です。 油圧機器でよく使われる圧力範囲です。
Q11. kgf/cm²からMPaに変換するときの計算式は?
計算式は、MPa = kgf/cm² × 0.0980665です。
Q12. MPaからkgf/cm²に変換するときの計算式は?
計算式は、kgf/cm² = MPa × 10.1972です。
Q13. 圧力センサの選定でkgf/cm²とMPaの変換は必要ですか?
必要になることがあります。 既存センサや古い資料がkgf/cm²表記で、新しいセンサがMPa表記の場合は、単位を合わせてレンジを確認しましょう。
Q14. kgf/cm²は現在でも使われますか?
新しい資料ではMPaやkPaが使われることが多いですが、古い設備、既存図面、古い圧力計などではkgf/cm²が残っていることがあります。
Q15. 複数の圧力単位をまとめて確認するにはどうすればいいですか?
kgf/cm²、MPa、kPa、bar、psiなどをまとめて確認したい場合は、単位換算アプリを使うと便利です。 MyUnitでは、圧力をはじめ、流量、温度、長さなどの工学系単位換算に対応しています。




