フィートとメートルの変換方法|海外寸法表記を読む基本

海外の図面、設備仕様書、建築資料、配管ルート、装置据付寸法、海外製品カタログを見ていると、長さが「ft」や「feet」で書かれていることがあります。日本国内ではmやmmが一般的なので、フィート表記をメートルに変換して確認する場面は多いです。

結論から言うと、1フィートは0.3048mです。フィートからメートルへ変換する場合は、フィートの数値に0.3048を掛けます。反対に、メートルからフィートへ変換する場合は、メートルの数値を0.3048で割ります。

結論:フィートとメートルの変換式

1 ft = 0.3048 m
1 ft = 304.8 mm
m = ft × 0.3048
ft = m ÷ 0.3048

たとえば、10ftは 10 × 0.3048 = 3.048m です。反対に、1mは 1 ÷ 0.3048 = 約3.2808ft です。

計算式

フィートからメートル:
m = ft × 0.3048

メートルからフィート:
ft = m ÷ 0.3048

また、1ftは12inchなので、mmで確認したい場合は ft × 304.8 で計算できます。

まずは、海外寸法表記でよく見るフィートをメートルに変換した早見表で確認しておきましょう。設備寸法、建築寸法、配管長さ、ケーブル長、設置スペースなどの確認に使いやすい値を中心にまとめています。

フィートからメートルへの早見表

フィート メートル mm換算 主なイメージ
1 ft 0.3048 m 304.8 mm 基本換算値
2 ft 0.6096 m 609.6 mm 約600mm
3 ft 0.9144 m 914.4 mm 約900mm、1yd
5 ft 1.524 m 1524 mm 約1.5m
6 ft 1.8288 m 1828.8 mm 約1.83m
10 ft 3.048 m 3048 mm 約3m
20 ft 6.096 m 6096 mm コンテナ長さなどで見かける
30 ft 9.144 m 9144 mm 約9m
50 ft 15.24 m 15240 mm 長い配管・ケーブル寸法
100 ft 30.48 m 30480 mm 設備間距離、敷地寸法

メートルからフィートへの早見表

国内資料のm表記を、海外向け資料や米国系仕様に合わせてftへ変換したい場合は、次の表が便利です。

メートル フィート 主なイメージ
0.5 m 1.6404 ft 約1.6ft
1 m 3.2808 ft 約3.3ft
1.5 m 4.9213 ft 約5ft
2 m 6.5617 ft 約6.6ft
3 m 9.8425 ft 約10ft
5 m 16.4042 ft 約16.4ft
10 m 32.8084 ft 約33ft
30 m 98.4252 ft 約100ft
100 m 328.084 ft 大きな敷地・距離寸法

フィートとは?

フィートは、英語ではfootまたはfeetと書く長さの単位です。単数ではfoot、複数ではfeetと表現されることが多く、記号はftです。また、図面や建築資料ではアポストロフィのような記号「’」で表されることもあります。

たとえば、10 ft、10 feet、10′ は、基本的に10フィートを意味します。1フィートは12インチで、メートルに直すと0.3048mです。

フィートがよく使われる場面

  • 海外図面、米国系の設備仕様書
  • 建築寸法、部屋の寸法、天井高さ
  • 配管長さ、ダクト長さ、ケーブル長
  • 装置の据付スペース、保守スペース
  • コンテナ、輸送、梱包サイズ
  • 海外製品カタログ、海外マニュアル
  • 航空、高度、距離表記

メートルとは?

メートルは、mで表される長さの単位です。日本国内の設備、建築、製造、図面、現場管理では、mやmmがよく使われます。大きな寸法や距離はm、細かい部品寸法や加工寸法はmmで表すことが多いです。

国内向け資料では、フィート表記をmやmmに変換しておくと、現場や社内で共有しやすくなります。特に設備寸法や据付寸法では、mだけでなくmmに変換して確認した方がわかりやすい場合もあります。

フィートからメートルに変換する方法

フィートからメートルへ変換するには、フィートの数値に0.3048を掛けます。

m = ft × 0.3048

例1:1ftをmに変換

1ftをメートルに変換します。

1 × 0.3048 = 0.3048

したがって、1 ft = 0.3048 mです。

例2:10ftをmに変換

10ftをメートルに変換します。

10 × 0.3048 = 3.048

したがって、10 ft = 3.048 mです。

例3:20ftをmに変換

20ftをメートルに変換します。

20 × 0.3048 = 6.096

したがって、20 ft = 6.096 mです。

メートルからフィートに変換する方法

メートルからフィートへ変換するには、メートルの数値を0.3048で割ります。別の言い方をすると、メートルに3.2808を掛けてもほぼ同じ結果になります。

ft = m ÷ 0.3048

または、ft = m × 3.2808

例1:1mをftに変換

1mをフィートに変換します。

1 ÷ 0.3048 = 3.2808

したがって、1 m ≒ 3.2808 ftです。

例2:3mをftに変換

3mをフィートに変換します。

3 ÷ 0.3048 = 9.8425

したがって、3 m ≒ 9.8425 ftです。実務では約10ftに近い寸法として見ることがあります。

例3:30mをftに変換

30mをフィートに変換します。

30 ÷ 0.3048 = 98.4252

したがって、30 m ≒ 98.43 ftです。約100ftに近い距離です。

複数の単位をまとめて確認したい場合

フィートとメートルの単発換算であれば、この記事の計算式と早見表で十分です。ただ、実務ではft、inch、m、mm、yard、mileなどが同じ資料に混在することがあります。

海外設備の仕様書では、寸法がftやinch、圧力がpsi、流量がGPM、温度が°Fで書かれていることもあります。国内資料向けには、m、mm、kPa、L/min、℃にそろえると確認しやすくなります。

MyUnitアプリアイコン

単位換算・単位変換アプリ

海外寸法・設備仕様の単位確認にはMyUnit

フィートとメートルのような長さ単位だけでなく、圧力、流量、温度、重さなどをまとめて確認したい場合は、単位換算アプリ「MyUnit」も便利です。単発の換算ならこの記事で十分ですが、複数単位を日常的に扱う場合は、保存・整理・一括換算ができると確認作業が楽になります。

MyUnitのトップ画面 MyUnitのカスタム単位・複数ステップ計算画面 MyUnitの一括換算画面

ft・inch・m・mmの関係

フィートを理解するときは、インチやmmとの関係も整理しておくと便利です。フィートはインチより大きな単位で、1ftは12inchです。

単位 読み方 関係 よく使う場面
inch インチ 1 inch = 25.4 mm 部品寸法、工具、細かい図面寸法
ft フィート 1 ft = 12 inch = 0.3048 m 建築、設備、配管、長さ寸法
yard ヤード 1 yd = 3 ft = 0.9144 m 距離、布、海外寸法
m メートル 1 m = 1000 mm 国内設備、建築、距離寸法
mm ミリメートル 1 mm = 0.001 m 部品寸法、加工、図面、公差

フィート・インチ表記の読み方

海外の建築図面や設備資料では、フィートとインチを組み合わせた表記が出てくることがあります。たとえば、5′-6″ のような表記です。

この場合、5フィート6インチという意味です。メートルに変換するには、まずインチにそろえてからmmやmへ変換するとわかりやすいです。

5′-6″ = 5 ft 6 inch

5 ft = 5 × 12 = 60 inch
60 inch + 6 inch = 66 inch
66 inch × 25.4 = 1676.4 mm
5′-6″ = 1.6764 m

フィートは「’」、インチは「”」で表されることがあります。記号が似ているため、図面では読み間違いに注意しましょう。

海外寸法表記でよく出る英語

海外仕様書では、単位だけでなく寸法項目の英語表記も重要です。寸法の種類によって、確認すべきポイントが変わります。

英語表記 意味 確認ポイント
Length 長さ 全長、部品長、ケーブル長など
Width 設置幅、外形幅、通路幅
Height 高さ 装置高さ、天井高さ、架台高さ
Depth 奥行き 装置奥行き、盤奥行き
Clearance クリアランス 保守スペース、安全距離、干渉確認
Center distance 中心間距離 穴ピッチ、軸間距離、取付寸法

設備寸法でフィートを読むときの注意点

設備寸法では、フィート表記をメートルやmmへ変換するだけでなく、設置スペース、搬入経路、保守スペース、安全距離なども確認する必要があります。

注意1:概算と正式寸法を分ける

10ftは約3mと覚えると便利ですが、正確には3.048mです。概算では3mで十分なこともありますが、レイアウト、搬入、干渉確認では48mmの差が問題になる可能性があります。

10 ft = 3.048 m
概算:10 ft ≒ 3 m
正式確認:10 ft = 3048 mm

注意2:フィートとインチの記号を間違えない

フィートは「’」、インチは「”」で表されることがあります。6’は6フィートですが、6″は6インチです。両者は大きく違います。

6′ = 6 ft = 1.8288 m
6″ = 6 inch = 152.4 mm

記号を見間違えると、寸法が約12倍ずれるため注意が必要です。

注意3:公差・余裕寸法も変換する

装置寸法だけでなく、設置クリアランスや保守スペースも同じ単位で確認します。たとえば、clearance 3 ftと書かれている場合、これは0.9144m、つまり約914mmの余裕スペースです。

図面・仕様書でよくあるフィート表記

表記例 意味 メートル換算
3 ft 3フィート 0.9144 m
6 ft 6フィート 1.8288 m
10 ft 10フィート 3.048 m
20 ft 20フィート 6.096 m
5′-6″ 5フィート6インチ 1.6764 m
10′-0″ 10フィート0インチ 3.048 m

カスタム単位や複数ステップ計算が必要な場合

フィートとメートルの変換だけなら、この記事の式と表で対応できます。ただし、実務ではフィートからm、インチからmm、さらに面積や体積まで確認することがあります。

たとえば、海外図面で長さがft、細かい寸法がinch、国内資料ではmとmmに分けて整理したい場合があります。また、設備仕様では圧力、流量、温度、重量も同じ資料に出てくることがあります。

MyUnitが便利な場面

単位換算アプリ「MyUnit」は、既存単位の換算だけでなく、カスタム単位の追加や複数ステップ計算にも対応しています。長さ、圧力、流量、温度など、工学系の単位を日常的に扱う方に向いています。

  • フィートとメートルをすぐに切り替えて確認したい
  • 海外図面の寸法を国内資料向けに変換したい
  • ft、inch、m、mmをまとめて確認したい
  • 設備寸法、配管長さ、ケーブル長を整理したい
  • 圧力、流量、温度など周辺単位も一緒に確認したい
  • よく使う換算を保存・整理したい
  • CSVで換算結果を共有したい

単発の換算なら記事内の式で十分ですが、複数の単位を何度も確認する場合は、アプリにまとめておくと作業時間を短縮しやすくなります。

フィートとメートル変換でよくある間違い

間違い1:1ftを0.3mとして固定してしまう

1ftは0.3mではなく0.3048mです。概算として0.3mと見ることはありますが、設備レイアウトや図面確認では差が積み重なることがあります。

誤:1 ft = 0.3 m
正:1 ft = 0.3048 m

間違い2:フィートとインチの記号を間違える

6’は6フィート、6″は6インチです。記号が似ていますが、長さは大きく違います。6ftは約1.83m、6inchは152.4mmです。

間違い3:mからftにするとき0.3048を掛ける

ftからmへは0.3048を掛けますが、mからftへは0.3048で割ります。変換方向を間違えると結果が大きくずれます。

ft → m:× 0.3048
m → ft:÷ 0.3048

間違い4:概算値を正式寸法として使う

10ftを約3mと見るのは概算として便利ですが、正式には3.048mです。設計、加工、搬入、干渉確認では正式値で確認しましょう。

間違い5:フィート・インチ混在表記を読み飛ばす

5′-6″ のような表記は、5.6ftではありません。5フィート6インチです。5.6ftとして読むと、正しい寸法とずれるため注意が必要です。

海外寸法表記を読むときのチェックリスト

フィートとメートルを実務で扱うときは、次の点を確認しておくとミスを減らせます。

  • 寸法単位がft、inch、m、mmのどれか確認する
  • ftからmへは0.3048を掛ける
  • mからftへは0.3048で割る
  • フィート記号「’」とインチ記号「”」を混同しない
  • 5′-6″ のような表記はフィートとインチに分けて読む
  • 概算値と正式値を分けて使う
  • 設置スペース、保守スペース、クリアランスも変換する
  • 図面注記や表題欄の単位指定を確認する
  • 元資料の単位も記録に残す

まとめ

フィートとメートルの変換では、1ft = 0.3048mを基準にします。フィートからメートルへは0.3048を掛け、メートルからフィートへは0.3048で割ります。

この記事のまとめ

  • 1 ft = 0.3048 m
  • 1 ft = 304.8 mm
  • m = ft × 0.3048
  • ft = m ÷ 0.3048
  • 1 m ≒ 3.2808 ft
  • 10 ft = 3.048 m
  • 20 ft = 6.096 m
  • フィートは「’」、インチは「”」で表されることがある
  • 5′-6″ は5.6ftではなく、5ft 6in
  • 海外寸法表記では概算値と正式値を分けて確認する

単発の確認であれば、この記事内の式と早見表で対応できます。ただ、海外図面や設備仕様書ではft、inch、m、mm、圧力、流量、温度など複数の単位が混在しやすいため、換算結果を保存したり、よく使う単位を整理したりできるツールを使うと、確認作業のミス防止と時短につながります。

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長さ・圧力・流量・温度などをまとめて確認したい方へ

この記事のフィートとメートルの変換だけでなく、長さ、圧力、流量、温度、重さなどの単位をまとめて確認したい場合は、単位換算アプリ「MyUnit」も使えます。カスタム単位、複数ステップ計算、CSV共有にも対応しているため、海外図面、設備寸法、部品カタログ、仕様書の単位確認にも便利です。

FAQ

Q1. 1フィートは何メートルですか?

1フィートは0.3048メートルです。mmでは304.8mmです。

Q2. フィートをメートルに変換する式は?

m = ft × 0.3048です。たとえば10ftは、10 × 0.3048 = 3.048mです。

Q3. メートルをフィートに変換する式は?

ft = m ÷ 0.3048です。1mは約3.2808ftです。

Q4. 10ftは何mですか?

10ftは3.048mです。概算では約3mとして見ることもあります。

Q5. 20ftは何mですか?

20ftは6.096mです。

Q6. 1mは何ftですか?

1mは約3.2808ftです。

Q7. フィートとインチの違いは?

1ftは12inchです。1inchは25.4mm、1ftは304.8mmです。

Q8. 5′-6″ は何mですか?

5′-6″ は5フィート6インチです。66インチなので、66 × 25.4 = 1676.4mm、つまり1.6764mです。

Q9. 6’と6″は同じですか?

同じではありません。6’は6フィートで約1.8288m、6″は6インチで152.4mmです。

Q10. 図面でftやinchが混在している場合はどうすればよいですか?

まず単位を確認し、必要に応じてmやmmにそろえます。フィート・インチ表記は、フィート部分とインチ部分を分けて計算すると安全です。

Q11. 10ftを約3mとして使ってもよいですか?

概算確認なら便利ですが、正式には10ft = 3.048mです。設計、搬入、レイアウト、干渉確認では正式値で確認しましょう。

Q12. フィートとメートルの変換を毎回手計算するのが面倒です

単発の確認ならこの記事の式や早見表で対応できます。ft、inch、m、mmに加えて、圧力、流量、温度など複数の単位を日常的に扱う場合は、単位換算アプリを使うと便利です。MyUnitでは、既存単位の換算、カスタム単位、複数ステップ計算、CSV共有などに対応しています。

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